TEAC「HA-P5」試聴機レビュー

TEAC STOREにて無償貸し出しキャンペーンを行っていたので、TEACのポータブルヘッドホンアンプ、「HA-P5」を借りてみました。 HA-P5は現在実売5万円弱といったところで、ポタアンとしては最も「美味しい」価格帯。少し上にはmojo、少し下にはHA-2という強力なライバルが存在する価格帯です。Made In Japanの意地を見せてくれるでしょうか。 TEAC STOREは以下より。 TEAC STORE:https://store.teac.co.jp/ HA-P5:https://teac.jp/jp/product/ha-p5/top 性能 HA-P5 SPEC 4極3.5mmGND分離に対応しているのはHA-2と同様。3.5mm4極がもっと流行ってくれれば嬉しいんですけどね…入力としてUSB-A、microUSB、コアキシャル、オプティカル、ラインインを備えます。繋がらない機器はほぼないでしょう。 バッテリー持続時間5時間は短いですね。 外観 ラウンドした筐体は実際に手に持ってみるとコンパクトに感じられます。重さも182gなので軽いです。が、厚みはしっかりあります。 サイドには3つのスイッチ。GAIN、デジタルとアナログのINPUT、USB充電のオンオフをそれぞれ切り替えることが可能。USBでの充電を任意に切り替え可能なのは嬉しいですね。接続先機器のバッテリーから勝手に給電してしまうポタアンも多いですし。 電源オンでボリューム周辺が青く光ります。これがなかなかカッコイイ。ボリュームは本体にほとんど埋まった形になっており、またトルクも重めのため、ポケットやカバンの中での誤操作は起こりにくいでしょう。 前面には3.5mm4極出力、オプティカルイン、コアキシャルイン、ラインインを備えます。USBを使用しない運用では、インアウトともに前面から出る形となります。これは地味に大切なポイントですね。両側からケーブルが出ると勝手が悪いですし。 後部にはラインアウト、USB端子、充電端子が並びます。充電はUSBでも可能。DAC付きポタアンはDAPとの接続でUSB端子が埋まってしまい、再生しながらの充電ができないものも多いので、このアイディアは悪くないと思います。欲を言えば、充電用端子もmicroUSB端子が良かった。 iPhone6sとのサイズ感はこんな感じ。6sとは横幅があまり変わらないので重ねやすいです。が、やはり厚みが出ますね。夏場の服装ではポケットにお供させるのは辛いか。やはりHA-2の薄さは素晴らしかった。 また、HA-2と異なりiOS端末側のボリュームは操作不可。 再生ソースの周波数によってランプが点灯。ONKYO HF PLAYERでのDSDアップサンプリングでもしっかりDSDランプが点灯しました。ちなみに、電源オン時にこのランプがグラデーションで光ります。一見の価値アリ。 全体的に完成度は高く、ユーザビリティに気を使った「分かっている 」ポタアンです。 音質 環境は、MacBook AirとUSB接続。イヤホンはBA代表として、KL-サンカ。ダイナミック代表として、TFZ series 5。音源は「TOKYO EXPRESS -LIVE IN CONCERT-」など、浅く広く。 以前所持していたHA-2との比較がメインになります。 まず、ホワイトノイズはかなり抑え込まれています。HA-2ではやや耳についたホワイトノイズですが、高能率なサンカであっても全く感じさせません。無音を無音として表現できるのはとても大切なことです。小さい音量でもギャングエラーはなく、高能率なイヤホンでも使いやすいです。 が、残念ながら、音に関して手放しで褒められるのはその程度でしょうか。 あまりにも特徴がありません。無難すぎる。低域が薄いのが原因でしょうか。HA-2はサンカの弾むような低域にキレを付加して底上げしてくれていましたが、HA-P5はそれがない。かといって中高域がグンと伸びる訳でもない。これでウォーム傾向の味付けならまだ分かるのですが、どちらかといえばソリッド。 また、音場が何かおかしい。低域の薄さも手伝って全体的に腰高です。うーん。 無難に丸め込むのであれば、カテゴリは違えど、例えばDN-2002のような心地よいサウンドに仕上げて欲しかった。 据え置きスピーカーを愛用しているTEACなので期待はしていたのですが、正直イマイチでした。価格が下のHA-2に勝っているところがホワイトノイズ以外見当たりません。 ちなみに、アナログで使用すると一転していい感じに。 TEAC ティアック HA-P5 DAC搭載ポータブルヘッドホンアンプ posted with amazlet at 16.07.09 TEAC 売り上げランキング: 1,159,148 Amazon.co.jpで詳細を見る

July 10, 2016 · 1 分

ハイブリッドイヤホン「MAGAOSI MGS-M1」レビュー

1万円以下の安価なハイブリッドが最近盛り上がりを見せている中国から、またしても新顔が登場。今回紹介するのは、まだあまり馴染みのないメーカーである、「MAGAOSI」より「MGS-M1」。コンパクトな筐体にダイナミックとBAドライバをそれぞれ1基ずつ収めています。3〜4千円程度とハイブリッドとしては安価でありながら、どれだけ実力を秘めているかが楽しみ。 外観 最近の中華イヤホンはかなりパッケージにも力を入れているように感じます。日本で店頭に置かれていても何の違和感もありませんね。多少の汚れや潰れなどはまぁ輸入では仕方のないことですが… 再生可能帯域は20Hz〜20kHz。やたら高い値を書いて「ハイレゾ対応!」なんて表記する国内メーカーよりよっぽど誠実というか、なんというか。 インピーダンスは32Ω。やや高めではあります。 付属品はシンプル。ケースと3サイズのイヤーピース。ケースにはロゴ入り。 今回選んだのはローズゴールド。いい色です。イヤホンそのものはハイブリッドと思えぬほどコンパクト。 プラグは非常にコンパクト。スマートフォンのケース等とも干渉しにくいでしょう。ケーブルは安価な中華イヤホンに良くあるゴムのような皮膜で覆われたもの。これがチープに見えるのは残念。リケーブルも不可。 リモコンは3ボタンタイプ。中華イヤホンでは1ボタンのものが多いのでこれは意外。 音について おそらく、多少中華イヤホンの知識のある方であれば、3~4千円台の定番ハイブリッドとして、「SENFER UEs」を連想されるかと思います。UEsは僕自身も持っていますし、非常に完成度の高いイヤホンです。今回はUEsと比較していきたいと思います。 ちなみにUEsはこんなイヤホン。柄が変?気のせい。 視聴環境はCyberDrive AURAに直結。音源はPENGUIN RESEARCH「ボタン」など。また、M1はイヤーピースの収まりが悪かったので、SONYのものに付け替えています。 高域 高域にBAドライバを当て、やたらと高いところまでザクザクと鳴らしていく攻めの傾向はどちらも似ています。M1の方が分離感には優れますが、刺さりを感じます。 このあたりのまとめ方の上手さはやはりLZ-A3やDN-2002などの上位機ハイブリッドの得意とするところですね。 中域 M1、UEsともに、高域と同様にスピード感のある中域。強いて言えば、M1は女性ボーカルにもう少し伸びが欲しい。そしてやはり刺さる。UEsはボーカルがやや他の音と被るのが難点か。価格を考えると十分すぎるほどですが。 低域 ここが二つの違いを一番感じました。M1の方が低域の量感に優れます。中高域とは違うドライバーが鳴っていることがはっきりと分かるような鳴り方のため、人によっては違和感を感じるかもしれませんが、分離感、解像感で言えばUEsを凌いでいます。聴いていてやや疲れますが… 全体として繋がりに優れ、ナチュラルなのはUEs、解像感に優れ、元気なのがM1といったところでしょうか。M1の元気さは諸刃の剣ですね。アップテンポな曲では軽快なレスポンスを活かして楽しく鳴らしますが、ボーカル主体のバラードなどでは高域の刺さりが耳につきます。このあたりはイヤーピースで補正が効くところではありますが、現状合うものがなかなか見つかりません。 UEsの素晴らしさを再度実感しましたが、UEsはパッケージもありませんし、デザインもチープで「製品」としてのクオリティがやや低いのが玉に瑕。M1、UEsどちらもこの価格のイヤホンとしてはかなりレベルが高く、低価格ハイブリッドの中ではオススメできる存在であると思います。UEsのレビューは以下より。 $30のハイブリッドイヤホン、SENFER UEsがいい、とてもいい 購入はAliExpressまたはAmazonより。Amazonでもあまり価格が変わらないので早く手に入れたい方はこちらでもいいかもしれません。 Codio 高音質 ダイナミック&バランスド・アーマチュア(BA型) 2ドライバ搭載 カナル イヤホン ローズ 021PI posted with amazlet at 16.07.09 Codio 売り上げランキング: 36,294 Amazon.co.jpで詳細を見る

July 9, 2016 · 1 分

DUNU 「DN-2002」レビュー。 「音質編」

先日「開封、外観編」と題して簡単なレビューを公開しましたが、それから数日ひたすらDN-2002のみ聴いておりました。正直に申しますと好みド真ん中といったところで、こんなの1週間貸されたら欲しくなるに決まってるじゃねぇか回避不能かよ とよく分からない愚痴を一人呟いている次第であります。コマッタナー が、癖のない音であるが故に、また「DUNUらしくない」音故に、店頭での短時間での試聴では良さが伝わりにくい イヤホンであるとも感じました。どうしてもハイブリッドイヤホンには、「BAユニットならではの高域の尖り」を期待してしまう節がありますし、そのように設計されたであろう音のハイブリッドは多いです。過去のDNシリーズや、最近僕が購入したものではLZ-A3など、中高域の伸び、解像度を重視したモデルも一聴しての「分かりやすさ」「楽しさ」はあるのですが、これらの欠点としては、やはり聴いていて疲れる 、といったところにあるように思います。 DN-2002はこの問題を解決した、と僕は考えています。「心地の良い」イヤホンであるDN-2002。レビューを読んで少しでも興味を持って頂ければ幸いです。 低域は量感に優れつつも全体を支配しない DUNU-2000や1000と比べ、明らかに低域は増えています。これはダイナミックドライバを2基擁することにも要因があるでしょう。ですが、「2つにしては少ないな」といった所。過剰でないのは良いですね。 重たくないのでスピード感に優れ、混み合った感が無く、ハイテンポで派手なアニソンや、メタルでもしっかりついてきます。ダイナミックだと、ここがグチャグチャになるイヤホン多いんですよね。 低域の解像感はBAと比べてしまうと流石に高くはありません。BAドライバの出すキレのある低音とは趣を異にするダイナミックらしい低域。が、ボワつき、籠もり感が無い のは本当に素晴らしい!イヤーピースを遮音性に優れるコンプライにしても、籠もりが生まれにくく、屋外でも使い勝手がいいです。近い価格帯のハイブリッドとして、XBA-Z5がありますが、間違いなく低域に関しては勝っています。Z5の低域は他に被りまくりで酷い 中高域は攻めすぎず、守りすぎず 冒頭でも述べたようにハイブリッドは高域を攻めがちです。確かに僕自身高域や、ボーカルのハイトーンががグッと伸びるのは好みですが、如何せん長く聴いていられない。いわゆる「刺さり」があると非常に疲れるんですよね。 DN-2002は、あまり高域が伸びません 。おそらくチューニング次第ではもっと伸ばせるのでしょう。しかし、ここで高域を伸ばしてしまうと、間違いなく崩れます 。主張しすぎない低域と、無闇矢鱈に伸ばさない高域のお陰で、下から上までどこも無理なく綺麗に鳴らしています。不必要なスペックを求めるより、いい音を作ろうとしたように思えます。間違いなく狙って高域をここで止めたと思われます。(サウンドアースのサイトには、どこまでも伸びる高域、と書かれてはいるのですがw) 大きな特徴が無い故に苦手ジャンルが無く、どんな曲でもバランス良く鳴らす 、というのは高級イヤホンのあるべき姿であると思いますし、DN-2002はその理想に近いイヤホンであると思います。数十万するようなイヤホンも増えてきましたが、無駄にBAを増やして上も下も極端な音を鳴らすあれらの良さが僕には分かりません。 ハイブリッドのあるべき姿ではないでしょうか 間違いなく素晴らしい出来だと思います。高域から低域まで、あえて無駄に主張させず、違和感なく、かつ堂々と鳴らしてきます。これが「いい音」であると思わされました。長時間着けていても心地よく聴けるのが一番じゃないですか、やっぱり。 聴き始めは低域が多く感じるハズですが、10分ほど聴いていると、とても心地よいものであることが分かると思います。平凡な音ではあるかもしれませんが、それも突き詰めると素晴らしい個性です。長く使える、万能選手として手元に一つ置いておきたい、そんなイヤホンです。 以上、音に関しては個人的には文句はないのですが、「オリジナリティの薄いデザイン」と、「リケーブルしにくい仕様」だけはどうにかならなかったのかな? さて、試聴機なのでそろそろ返さねば… DN-2002 2BA+2Dynamic hybrid earphone ケーブル着脱式ハイブリッドイヤホン posted with amazlet at 16.06.26 DUNU-TOPSOUND 売り上げランキング: 50,012 Amazon.co.jpで詳細を見る

June 27, 2016 · 1 分

DUNU 「DN-2002」レビュー。 「開封、外観編」

サウンドアース様より、「DUNU DN-2002 」の試聴機をお借りしました。ハイブリッドイヤホン、DN-1000やDN-2000で一躍名前を広めたDUNUの新作ハイブリッドイヤホン。2ダイナミック+2バランスドアーマチュアのやや珍しい構成の本機。 今でこそ一つの地位を確立したハイブリッド構成ですが、そこに至るまでは長い時間を要しました。DN-1000でハイブリッドに新しい風を吹き込み、ハイブリッドの普及に大きく貢献したDUNU。その新フラッグシップモデルの実力や如何に。 まずは外観から 最近は安価な中華イヤホンばかり開封していたこともあり、この箱だけでちょっと驚いてしまう始末。流石に立派です。 フラッグシップの風格。ただただ立派です。 蓋を開けるとDN-2002とご対面。 筐体はやや特殊な形状。同じくダイナミックドライバを2機擁する、オーディオテクニカ「ATH-CKR10」にもやや似た形状。外側は樹脂ですが、内側はステム部分ごと金属で一体成形されており、頑丈さが見受けられます。 また、適度な重さがあります。これを高級感と捉えるかどうかはユーザ次第でしょう。重量があると装着感が心配ですが、ステム部分がやや長く、また付属イヤーピースのSpinFitのおかげもあり、やや耳穴に深めに挿入できるため、安定した装着が可能でした。 R側には赤い帯が。 ケーブルコネクタの規格はmmcxなのですが、本体コネクタ側に、ケーブルの回転を防止するためと思われる出っ張りがあり、純正ケーブル以外の装着が難しくなっています。 リケーブルの選択肢が制限されてしまうのは残念ではありますが、この機構のおかげで、接触不良などの不具合が出やすいとされるmmcxとしては、かなり頑丈に固定されているように見受けられました。 付属品。SpinFitはサイズ違いで4種、COMPLY1ペア、通常のイヤーピース、耳掛け用のイヤーフック、ケーブルクリップ、標準プラグへの変換アダプタが付属。 いわゆるペリカンケースも付属。 やや大きめなので、DN-2002本体を余裕を持って収納可能です。 音についてはまた次回 とりあえず開封まで済ませました。あと気になるのは、もちろん音ですね。これについてはできるだけ聞き込んでから書きたいので、数日後に。 実はこの記事を書きながらも聞いているのですが、コレ、良い意味でDUNUらしくない素晴らしいサウンドです。時間と機会があれば是非ともお店で試聴してみてください。また、6/25までサウンドアース様で試聴機貸し出しキャンペーンの募集を行っているので、応募してみては如何でしょうか。 https://soundearth.jp/kikaku/ DN-2002 2BA+2Dynamic hybrid earphone ケーブル着脱式ハイブリッドイヤホン posted with amazlet at 16.06.23 DUNU-TOPSOUND 売り上げランキング: 46,547 Amazon.co.jpで詳細を見る

June 24, 2016 · 1 分

ケーブル一体型のコンパクトDAC、CyberDrive 「AURA DAC」レビュー

もう6月。それなりに暑くなってきました。これからさらに暑くなるんだからホント埼玉には勘弁して頂きたい。辛いのなんって。 やたらと発熱するDAPを持ち歩くには辛い時期。もうちょっとシンプルな構成を目指し、またAmazonで半額キャンペーンが行われていることもあり、Seiun PlayerでもおなじみのCyberDriveの小型DAC、「AURA」を購入してみました。公式は以下より。 Clarity Aura | Cyberdrive AURAは小型軽量安価なUSB DACでありながら、192KHz/24bitのハイレゾ音源、またDSD256の再生に対応。USB OTGに対応しているので、Android端末に挿すだけで使用が可能。iOS端末でもカメラアダプタを介することで使用が可能です。もちろんWindows、OSXでの使用も可能です。 開封、外観 小さな箱です。裏には、言いたいことは分かるが微妙におかしい気もする謎のグラフ。 本体もかなり小さく、シンプルにmicroUSBオス、イヤホンジャック、音量ボタンのみ。給電は接続先から行われるので本体にバッテリーや電源ボタンはありません。 裏にはCyberDriveのロゴ。筐体はなんでもないプラスチックなので、ややチープではありますが、もともと安いのでそのあたりは許容範囲かと。ただ、そのお陰で非常に軽いです。ポータブルのあるべき姿かもしれません。 早速Redmi Note3 Proに接続。プレイヤーとしてHF Playerをインストールしています。 接続すると「USBデバイスの使用を許可するか?」と聞いてくるこのようなポップアップが出現。OKを押すと使用可能になります。Redmi Noteの場合、デフォルトの音楽アプリ使用時はこのようなポップアップは出ずに使用可能でした。Androidのバージョンや機器によってこのあたりの挙動は変わってくるでしょう。 特に何も設定なしで音が出ました。操作が簡単でいいですね。頭出しや一時停止など、再生に関する操作もAURA側で出来ればもっと良かった。ちなみにボリューム操作はスマートフォン側の音量調整とは独立したものとなります。非常に細かく調整ができるのでここはグッド。 MacBook Airでもドライバなしで簡単に使えました。AURAの本体側コネクタはmicroUSBですが、上の写真のようなUSB Aに変換するアダプタが付属するので、PCでも手軽に使えます。色味がとてもMacBookに似ており、雰囲気もバッチリ。 接続時にはこのように青色のLEDが点灯しますが、暗く、明るい屋外での視認は困難。無くてもいい気がする。ハイレゾロゴの向きがそっちなら、向かって上のボタンを音量+にしてほしい気もする。 で、肝心の音ですね。 先に悪いところを挙げてしまうと、「ホワイトノイズがちょいと多い」ってところですね。とはいえ、これは僕自身がDP-X1という非常にノイズの少ないDAPを使っていたから、特に強くホワイトノイズを感じる、ということもあるかと思います。マルチBAなどの感度の高いイヤホンでは気になりますが、一般的なダイナミックイヤホンではあまり気になりませんでした。 それを差し引いても、音はなかなか。やや低域が薄いとは感じるものの、中高域のクオリティについては、「この低価格でよくここまで仕上げたな」というところ。もちろん、高価なDACやDAPと正面から戦って勝てるような素晴らしい音かというと、さすがにそんなことはありません。ですが、AndroidやPCへの直挿しとは明らかに音が違うことがわかる、DAC入門や、出先でノートPCに繋いで手軽に使うDACとして、効果が分かりやすいいい製品であると思います。 そして、なによりもお値段が魅力。Amazonで6400円。のところ、半額で3200円 。CDアルバム一枚分で買えてしまう安さ。 やっすい。 CYBERDRIVE [AURA]「PCM 192KHz/24bit + ネイティブDSD256が聴ける唯一のモバイル用DAC」ハイレゾ・ヘッドフォンアンプ(パール・ホワイト) posted with amazlet at 16.06.04 Cyber Drive 売り上げランキング: 18,785 Amazon.co.jpで詳細を見る という訳で、非常に安くて良い感じですよん。

June 5, 2016 · 1 分

VE MONKの好敵手となるか。$6のインナーイヤーイヤホン、「Qian25」レビュー

VE MONKに端を発したともいえる最近の中華格安インナーイヤーイヤホンブーム(?)ですが、先日HCKより$6のインナーイヤー、「Qian25」が発売となりました。HCKより、Bosshifi B3のおまけとして頂いたのでレビューです。 これ、VE MONKと戦えますよ。 開封、外観 高級感はイマイチとはいえ、Qian25は缶ケースに入っています。VE MONKがただの袋であることを考えると頑張っていますね。ロゴは読めない。 カラーはブラック、ホワイト、ブルーの3種類。筐体はMONKでもおなじみのMX500系のもの。ブルーだと色味も合わさってMX500に似ていますね。色ムラなどはなく綺麗です。 フィルタ部のスリットの形状がVE MONKとはやや異なります。ロットの差かな、とも思えるほどのわずかな違いではありますが。 付属品はイヤーパッドのみ。穴あき、穴なしがそれぞれ赤と黒で1ペアづつ。 ブルーのみ、L字プラグが選べます。その他はストレートプラグ。ケーブルはVE MONKのものと比べるとやや細いものです。断線が怖いですが、値段も安いのでまぁ許容範囲ではないでしょうか。 さて、音質レビュー。環境はAURA DAC、またはnano iDSD。 正直期待していなかったのですが、これはかなりイケてます。解像感の高さはMONK系並です。 一言で言ってしまえば、やや地味なVE MONKplusといったところでしょうか。MONKがplusになり幾分か派手な音になったので、旧MONKが好きな方はQian25も気に入ると思います。それでいて旧MONKよりも広々と鳴るので、個人的には旧MONKより好きですし、plusとは棲み分けもできているように思えます。欠点を言うとすれば、やや低域が軽いことでしょうか。 どうしても現時点ではVE MONKに知名度では負けてしまってはいますが、MONKより先に知られていたらQian25が定番になっていたかも、と思わせてくれる実力の高さです。 それでいてMONKより実質ではちょっと安いのもポイントですね。MONKは$5に送料が掛かるのですが、Qian25は$5.99の送料無料。HCKはさらに$4.99まで値引きしてくれるので、約$5で送料無料といったところ。利益出るのかな… 店舗ページは以下より。 Qian25 - HCK

May 29, 2016 · 1 分

SEIUN PROXの一部仕様変更へ。バッテリー容量増大など

そろそろプロジェクトも大詰めを迎えている(そうであって欲しい)SEIUN PROXですが、幾つかの変更点が先日発表されました。 https://www.indiegogo.com/projects/seiun-players-hi-res-audio-meets-4k-video#/updates 1**) Heating performance on CPU**. Due to the previous PCB design is too small to display Hi-Res music and 4K2K HQ files. In order to improve the performance, we found that to enlarge the size and rearrange the layout will be a good solution. The change will make the heating performance much better compared to the previous design. The previous PCB board is half side - > change to full size. ...

May 22, 2016 · 2 分

VE MONK plusを購入しました

$5で買えて、なおかつ驚くほど音が良いインナーイヤーイヤホン、ということで一部のオーディオファンの間で評判になったVE MONKですが、先日モデルチェンジされ、VE MONKplusと名前を変えて再び登場しました。 そんなMONKplusを購入したのでレビュー。 外観 名前だけでなく、plusは外観も変わっています。 不透明の筐体であった旧MONKと比べ、半透明になったMONK plusは幾分格好良く見えますね。ロゴも変わりました。 例のあのカードと同じデザインの袋。カードももちろん付属。今までは透明の小さなビニール袋に入れられているだけでした。 MONKのものと比べやや荒くなったように見受けられるイヤーパッド。籠り対策でしょうか。色も赤のみだったものが、青も付属するように。左右が見分けやすくなるのでいいですね。 右がplus。プラグ部はやや短いものになりました。ケーブルそのものはおそらく全く変わっていません。プラグの換装などは容易にできるでしょう。 旧MONKにはなかったケーブルスライダーが付きました。あると何かと便利なんですよね。 全体的に製品としてのクオリティが上がっていることが分かると思います。これでお値段据え置きの$5なのが凄い。 音についてですが、あえて具体的には書きません。MONKより個人的には好きな音です。たった$5で買える(送料が$3ほどかかりますが)イヤホンなのですから、是非ともAliExpressを利用して購入して、自分自身の耳でその音に驚いてみて欲しいと思います。安いので沢山購入している人も多いため、譲って貰うのも良いかもしれませんw インナーイヤーは装着感が軽快で、なおかつMONKplusは音も良いので家では最近こればかり使っています。ヘッドフォンの出番を奪いつつありますw オススメです。中華イヤホン入門としてもいかがでしょうか。 MONK plus - Venture Electronics

May 8, 2016 · 1 分

Aune M2/M2Pro、Flang V5割引について

いつもお世話になっているHCKより、Aune M2/M2Pro、Flang V5の特別価格のご案内。 まずはAune M2から。 Aune M2は中国Aune社のDAP。公式ページは以下からどうぞ。 奥莱尔科技发展有限公司 microSDカードスロットが一基、デジタルアウトなし(ラインアウトはあり)と、やや割り切った仕様ではありますが、32bit、DSDの再生もこなし、価格も比較的安価に纏めてきています。何よりも個人的にはデザインがとても好み です。 クロックとオペアンプが上位の物に変更されたものがM2 Proとなっています。カラーバリエーションはシルバーとブラックの2色。さらに上位モデルのM2Sも存在するのですが、現在在庫がないとのこと。M2Sは非常に綺麗なブルーのボディになっています。 こちらはHCKで**、** M2は通常$387が、特別価格$299 、M2Proは、通常$554が、特別価格$419 となっています。利益度外視、ほぼ底値と見て差し支えないかと…w HCK - Aune M2 HCK - Aune M2Pro さて、次はFlang V5。 これは僕も先日初めて存在を知ったDAP。安価でありながら、実績のあるES9018K2M をDACに使用しているので、音については期待できそうです。例えば、僕のDP-X1もES9018K2Mですね。最近よく使われるのを見かけるDACです。 そして見えますか、あの大穴w DAPとしては珍しい標準サイズのジャック があります。MDR-CD900STのような標準プラグのヘッドフォンの運用に便利そうですね。また、デジタルアウトとして同軸端子、そしてラインアウトを底面に装備。全部盛り+αの男心をくすぐるDAPですねw こちら、通常価格$199と十分に安いのですが、特別価格$169 。また、XLR端子とアナログRCA端子を持つドック が付属するモデルも存在し、こちらは**$229** 。2万円を切ってES9018K2Mを搭載し、拡張性にも優れるDAPは他にはないのでは? Flang V5 - HCK 割引価格の適用についてですが、AliExpressを用いてHCKにメッセージを送るか、またはHCKのTwitterアカウントへダイレクトメッセージを送るのが早いでしょう。おそらく個人的に交渉してもこの価格まで下げてくれるかとは思いますが、当ブログの名前を伝えれば話が早いかと思います。英語でのやりとりにはなりますが、「I read the article of cleartex.net. Can you discount (製品名)?」くらいの文法適当な英語でも大丈夫です。 HCK - AliExpress HCK Earphones (@hckexin) | Twitter

May 6, 2016 · 1 分

元気な低音!「DZAT DR-20」レビュー

中国DZATのイヤホン、DZAT DR-20をcollectionaudio様からレビュー用に頂いています。 DR-20はDZATのもっとも安価なイヤホン。安価でありながら、DZATらしい綺麗なデザインです。高価な順に、DR-10、DF-10、そしてDR-20となります。 開封、外観 まずはいつもの箱から。これはほとんどDR-10と同様のものですね。相変わらすしっかりとした箱です。 あらキレイ。DZATのイヤホンの中では、爽やかな色合いで一番好きなデザインです。 付属品もDR-10と同じ。ポーチ、イヤーピース、取扱説明書。 見た目だけで無く、作りもしっかりとしています。DR-10にあった、装着時に振動板がペコペコ言う現象もDR-20では解消されていますし、作りは上位よりむしろ良くなっているようにさえ思えます。 プラグやリモコンはDR-05と同じものですね。DZATのイヤホンのプラグは皆細いので、スマートフォンカバーなどにも干渉しにくいのもポイント。 ケーブルはDR-20独自のもの。内部でツイストしています。やや硬く、ちょっと取り回しにくい印象。曲げクセも取れにくい。DF-10の布巻きケーブルがもっとも取り回しに優れるように思います。 さて、DR-10、DF-10、DR-05ともにアッサリした音作りをしているDZATですが、DR-20ではどうなのでしょうか。 音質傾向 プレイヤーはもちろんDP-X1。20時間ほど鳴らした状態での評価です。 聴いた瞬間、低域がDZAT製品としては非常に強いものであることがわかります。DF-10が低域を捨てて中高域に本気を出していたのとは対照的な、分かりやすいドンシャリサウンドに仕上がっています。最初こそ低域の多さに違和感もありますが、聴いていると意外とバランスが取れていることに気付かされます。 残念なのは女性ボーカルの高域のノビがイマイチな所。総合力ではDF-10に軍配が上がります。が、屋外の騒音環境下で使うのであれば、低域の多いDR-20の方が良かったです。DF-10の線の細い音は屋外向きではないんですよね。 とりあえず、現状最上位のDR-10よりも、DF-10かDR-20を好みに応じて購入するのがよさそうです。DR-10はこの二つと比べてしまうと、残念ながらやや力不足です(価格に対しては十分頑張ってはいるんですけどね)。両方買ってもAliExpressなら4000円切りますし、海外通販に抵抗がない方にはそれもオススメです。 CollectionAudio 高音質 カナル型 イヤホン ノイズキャンセル ヘッドホン マイク 付き 遮音 シルバー DZAT-DR20 posted with amazlet at 16.05.01 CollectionAudio 売り上げランキング: 2,829 Amazon.co.jpで詳細を見る 楽しく聞けるDR-20、優しく綺麗な鳴りのDF-10。どちらも完成度は高いです。DZATにはぜひともより高い価格帯のイヤホンにもチャレンジしてもらいたいですね。 今までのDZATイヤホンのレビューは下記からどうぞ。 www.cleartex.net www.cleartex.net www.cleartex.net

May 2, 2016 · 1 分